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EC担当者が押さえたい、売上につながるWEBマーケティングの全体設計

こんにちは、NUSEEKの世良です。

ECサイトを運営していると、必ずと言っていいほど耳にする「WEBマーケティング」という言葉。
「WEBマーケティング=WEB広告」という印象がある方もいますが、WEBマーケティングは“広告だけ”ではありません。

「何から始めるべき?」
「売上を伸ばすにはマーケティングが大事って聞くけど、正直ピンときていない…」

そんなふうに感じているEC運営担当者の方もいるのではないでしょうか。

また、横文字や3文字の略語がやたらと多くて、
「何がなんやら…」と感じているのは、私だけではないはずです。

でも、WEBマーケティングは“仕組み”を流れとして捉えることで、やるべきことがクリアになります。

NUSEEKでは、マーケティングを「お客様に買っていただく仕組みをつくること」と定義しています。WEBマーケティングとは、その仕組みをWEB上で設計・実行していくことです。ECサイトでのマーケティングは“サイトに人を呼ぶだけ”では不十分。大切なのは、「集客→接客→購入→再訪問」の全体設計です。

「どんな導線でページを回遊してもらうか」「どんな言葉で価値を伝えるか」「購入時の不安をどう先回りして解消するか 」「どうやって再訪問を促すか」

こうした設計こそが、ECにおけるWEBマーケティングの本質。

今回は、EC運営者が押さえておきたいWEBマーケティングの基本と、明日から実践できる視点をご紹介します。

WEBマーケティングの4大要素:集客・接客・購入・再訪問

ECサイトにおけるWEBマーケティングは、大きく4つのフェーズに分けて考えると、やるべきことが整理できます。

1. 【集客】ただ集めるだけじゃ売れない。「その後」を見据えた第一歩

どれだけ魅力的な商品があっても、サイトに人が来なければ売上は生まれません。そのために必要なのが「集客施策」です。

例えば:リスティング広告やSNS広告・InstagramなどのSNS運用・検索対策(SEO)など

集客でサイトに来てもらうことは、あくまで第一歩。

大切なのは、そのあと訪問者に

どんな情報を届け

どんな導線でページを回遊してもらい

購入という行動につなげていくか。

次のフェーズを意識した“全体設計”が、売上につながる鍵となります

2. 【接客】“買いたい”気持ちを引き出す導線設計

せっかくサイトに来てもらっても、「よくわからない」と離脱されてしまっては意味がありません。

そのために重要なのが、NUSEEKも大切にしている「顧客視点」です。

  • ・ファーストビューで“誰に何を売っているか”を瞬時に伝える
  • ・商品の魅力が伝わる写真やコピーを用意する
  • ・カートボタンまでの導線をわかりやすく整える
  • ・不安を解消する「よくある質問」「レビュー」「返品保証」などの提示

特にECでは、「ユーザーが不安になる3つのタイミング」が離脱に直結します。

1.ファーストビュー:何のサイトか何のページか伝わらず不安になり離脱
2.商品詳細ページ:情報が足りず購入まで至る判断でず離脱
3. 購入を検討する段階:商品には納得していても、決済に踏み切れず離脱

接客の目的は、訪問者を“買ってみたい”という気持ちに導くこと。

そして実際に「買う」というアクションにつなげるには、購入時の不安をどう取り除くかがカギです。

3.【購入】「不安なくスムーズに買える」状態を整える

「買いたい」と思ってくれたお客様が、スムーズに購入完了まで進められるかどうか――

【購入】フェーズでは、“接客”によって高まった購入意欲を、「行動」に結びつける導線の整備が求められます。

意外と見落とされがちなのが、この購入直前にある“最後の壁”です。

ここで不安になるのは主に「損したくない」「後悔したくない」という心理です。

あなたはこんなことがきっかけで買うのをやめたことはありませんか?

  • ・返品ポリシーが不明
  • ・送料があとで加算される
  • ・いつ届くかわからない

カートページには「返品OK」「残り○○円で送料無料」「クール便などのプラスでかかる送料の明記」「最短○日でお届け」などを明記することで、安心して決済に進める導線が作れます。

こうした不安を“先回りして取り除く設計”こそが、スムーズな購入完了へつながり、ユーザーに「このまま買って大丈夫」と思ってもらえる事が、離脱されずに購入完了まで進んでいただける鍵となります。

3. 【再訪問】売上の安定には「ファン化」が不可欠

初回購入はゴールではなくスタート。
長期的に売上を安定させるには、リピーターになってもらい、さらファンになっていただけるかが鍵です。

そのために必要なのは、「買った人が“また戻ってきたい”と思える理由を設計すること」

「またこのショップで買いたい」と思ってもらうには、購入後もユーザーの記憶に残り続ける接点の設計が重要です。

たとえば:

  • メールマガジンで購入後の使い方やおすすめ商品を紹介
  • LINE配信で季節ごとのお知らせやお得情報を発信
  • お気に入り登録や閲覧履歴からのレコメンド表示
  • 購入から一定期間後に再購入のリマインドを送る
  • 会員ランク制度や特典で継続的な利用を促進

こうした継続的なコミュニケーションが「忘れられないブランド」をつくり、
結果として再訪問・リピート購入の増加につながります。


まとめ|WEBマーケティングは「全体設計」で考える

WEBマーケティングは「広告を出すこと」だけではありません。

お客様に買っていただくまでの流れ全体を、ユーザーの気持ちに寄り添いながら設計することが成果への近道です。

  • ・集客から、興味を持ってもらう土台をつくる
    ・接客で“買いたい”気持ちを高める工夫を施す
    ・購入時は、安心して決済に進める導線を整える
    ・購入後も“また来たい”と思える体験を設計する

このように「集客→接客→購入→再訪問」までをつなぐ導線を、ユーザーの気持ちに寄り添って整えることが、成果につながる近道です。

もし、
「自社の導線設計に自信がない…」
「何から手をつけていいかわからない…」
そんなお悩みがあれば、ぜひ一度NUSEEKにご相談ください。
あなたのECサイトの課題に寄り添いながら、マーケティング視点でご提案します。

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